【2024年8月】株の定期購入を再開 ETFと投資信託の買い付け方法の違いについて解説

投資

株の買い付けをしばらくしていなかった理由

私は5月にそれまで持っていた債権ETFや高配当ETFをすべて現金化し、そのお金でQQQMというNASDAQ100の指数に連動するETFを買い付けました。詳細は下記の記事で説明しています。

それからというもの株価は上がる一方。高値つかみは精神的につらく、なおかつ資産額も増えて行っていましたのでそれ以上大きな買い付けはせず、銀行の利息で少額投資するという企画を毎月続けていました。ボーナスも株には使わず、SoFi銀行に寝かせて4.6%の利息で運用していました。いつか大暴落が来たらその時こそこの現金を使うべきだと。

そこへ8月5日の株価大暴落が来たわけです。そして実際に何が起きたのか。ほぼ何も買えないまま、翌日の8月6日には株価は大幅に回復してしまいました。この時私が得た教訓は次の2つ。

1.暴落中は、怖すぎて買い増しは困難である。

2.暴落後は、すぐ株価が回復するので買い増しは困難である。

つまり、暴落時にうまく株を買うなんて、素人投資家の私にできるはずがなかったのです。よって私の座右の銘である、JUST KEEP BUYING(JKB)の精神に立ち返り、改めて月1,000ドルの積立をする事を決意したのでした。

S&P500とNASDAQ100を500ドル分ずつ購入

積立額の1000ドルはS&P500とNADAQ100で半分の500ドルずつ振り分ける事にします。私はS&P500はFXAIXという投資信託を買っています。NASDAQ100はQQQMというETFを買っています。これもこのブログでそれぞれ詳しく解説しています。

今回たまたまETFと投資信託とを分けて買っていたため、ちょうど1000ドル分購入出来ました。

まず、一株単位でしか購入できないETFであるQQQMは一単元$196.32であるため、3口購入します。合計で$588.99となります。買うときには成り行き注文と言って、市場価格(Market Price)で買います。こうすることで、注文を入れた瞬間に取引が成立します。指値と言っていくらになったら注文を入れるというように予約することもできますが、そんなことをしていると永遠に買えない可能性もあるのでおススメはしません。多少価格が変わってしまっても、長期投資をする上では誤差なので、いつ買おうかあまり悩まない方がいいです。と、簡単に言っていますが、これが実際にやってみるとなかなか難しいんですけどね。

次に、残った$411.04で投資信託であるFXAIXを買います。投資信託では、金額指定で購入できるので、一株の価格は$195.39なのですが、ちょうど$411.04分だけ買う事ができます。注文を入れても、当日の市場が閉まり、午後6時にFXAIXの価格が決定するまで取引は成立しません。

下記の画面でDividendsは、分配金の事を指していて、Reinvestは分配金をそのまま再投資してFXAIXを買いますという機能をONにしています。Capital gainsは株価が上がったときの値上がり益の事を指していて、こちらもそのままReinvest(再投資)されるように設定しておきます。

このように、ETFと投資信託では買い方が異なり、それぞれにメリットとデメリットがあるため、注意が必要です。

ETFは即時売買ができますが、単元毎でしか注文ができません。ETFは上場投資信託と呼ばれていて、市場に上場しているため、即時取引が可能となっています。

投資信託は、投資信託会社がその商品の値段を決める午後6時まで取引が成立しないため、即時性はありませんが、金額指定で買う事ができます。

下記の画面を見ると、その差がよくわかりますね。

継続することが重要

私はもう追加投資しなくても後は勝手に資産が増えて行くだけかなという甘い気持ちもあり、最近は買い付けをしていませんでした。しかし、この暴落を経験したことで、まだまだ投資の世界には学ぶことがあると考え、毎月の買い付けをもう一度再開してみようという気持ちになりました。しばらくは毎月月末に、1000ドルの買い付けを継続していけたらと思います。

※投資は最終的に自己判断、自己責任の世界です。この記事にはあくまで私の実体験とその感想を書かせていただきました。誰がなんと言おうと最後は自分の判断で投資を行って下さいね。

この記事を書いた人
おりべ

アメリカ駐在サラリーマンとして働きながら、アメリカでの資産運用について模索中。
このブログでは、私が一歩でも自由になるために日々学んだことを発信していければと思います。
投資のモットーは ”Just Keep Buying”です。
TOEIC 930点(リスニング495点、リーディング435点)、英検準一級。

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