アメリカで投資を始めて日々勉強中のおりべです。
2025年4月9日は、私がアメリカで投資を始めて以来、忘れられない一日になりました。トランプ大統領の突然の関税政策発表で、株式市場がまるでジェットコースターのように動きました。
この記事では、この日の出来事を振り返りながら、個人インデックス投資家としてどう向き合うべきかを考えてみます。トランプ関税の影響や株価の急騰に興味がある方は、ぜひ最後まで読んでください。
朝のサプライズ:トランプ大統領の「今が買い時!」宣言
4月9日の朝、いつものようにコーヒーを飲みながら𝕏をチェックしていたら、トランプ大統領の投稿が目に飛び込んできました。
「THIS IS A GREAT TIME TO BUY!!! DJT」
米東部時間の午前9時37分(日本時間午後10時37分)、トランプ氏が自身のソーシャルメディア「Truth Social」に投稿したこの一言。市場が開いた直後で、誰もが関税問題に神経を尖らせていたタイミングでの発言に、SNSは一気にざわつきました。
「え、買い時ってどういうこと?」と同僚たちと話していたら、株価がジワジワ動き始めました。この時点では、まさかこんな歴史的な一日になるとは誰も予想していませんでした。
THIS IS A GREAT TIME TO BUY!!! DJT
— Trump Posts on 𝕏 (@trump_repost) April 9, 2025
衝撃の関税90日停止発表!株価が急騰
そして、さらなるサプライズが昼過ぎにやってきました。
トランプ大統領は同じく「Truth Social」で、中国を除くすべての国に対する相互関税の上乗せ部分を90日間停止すると発表。米東部時間午後0時15分頃(日本時間4月10日午前1時15分)の投稿でした。一方で、中国に対しては関税を125%に引き上げる方針も明らかに。
この発表直後、ニューヨーク株式市場はまるで火がついたように急騰!
- ダウ平均: 7.87%上昇
- S&P500: 9.52%上昇
- ナスダック: 12.16%上昇
今日の株価がどうなるかなんてわかりませんが、2025年4月9日の暴騰は記録に残しておきたい。 https://t.co/MYnHWnTUKd pic.twitter.com/brHGGXKgbJ
— おりべ@アメリカで株始めました。 (@oribe_usa) April 10, 2025
私がアメリカで投資を始めてから、こんな上げ幅は初めて。オフィスでは、関税対策に追われていた同僚たちが「マジかよ!」と大慌て。急いで関税対策を練っていたのにすべてが台無しになりました。しばらくチャートを見ながら、みんな呆然としていました(笑)。
でも、この急騰、なんだかトランプ大統領の「市場を動かしてやろう」という意図を感じて、ちょっと複雑な気持ちだったのも事実。政治発言でここまで市場が動くなんて、アメリカの投資環境ってこんなにダイナミックなのかと改めて思いました。
暴騰の裏で感じたモヤモヤ
株価が上がれば普通は嬉しいはず。でも、正直この日は少しモヤモヤしました。なぜかと言いますと、
まず、最近の下げ相場で減った資産はまだ取り戻せていないからです。この急騰で「すごい!」と思う一方で、最高値を更新したわけではありませんでした。
さらに、今回の上げは、トランプ大統領の投稿や政策発表が引き起こした「作為的な動き」に見えました。こんな急な動きで儲けようとすると、タイミングを計るのが難しすぎる。結局、暴落時に安く買えず、急騰時に乗り遅れた私は、ただ市場の動きを眺めるだけでした。
でも、この経験で一つ学んだのは、市場の予測なんて誰にもできないということ。この日、「明日も下がる」と予想していた投資家は多かったはず。でも、蓋を開けてみれば歴史的な急騰。こんな日でも株を買い増した人は、相当なメンタルと勇気の持ち主だと思います。
𝕏でのバズが小さなご褒美に
この日の出来事で一つ嬉しかったのが、Xでの私の投稿が14万ビューを記録したことくらいですかね。
トランプ関税や株価の動きについてポストしたら、たくさんの人が反応してくれました。アメリカの投資事情やトランプ政権の話題って、やっぱり注目度が高いんだなと実感しました。
このブログも、いつかそんな風にたくさんの人に読まれる日が来る事を願っています。アメリカでの投資ライフを発信しながら、コツコツと続けていきます。
今日のアメリカ市場🇺🇸これまで見た事ない爆上げ。S&P500の9.52%は2008年以来との事。トランプ大統領が相互関税の中国以外の90日間一時停止を発表したため。中国は125%、それ以外は10%だそうです。悪質な株価操作みたいなモノです。おかげで世界中大混乱。もうやりたい放題ですね。 pic.twitter.com/39kcjcdQ3L
— おりべ@アメリカで株始めました。 (@oribe_usa) April 9, 2025
個人インデックス投資家の心得:Just Keep Buying
結局、この日のジェットコースター相場で改めて思ったのは、個人インデックス投資家はブレずに続けることが大事ってこと。
トランプ大統領の発言や関税政策で市場がどんなに乱高下しても、私たちには「時間」という強い味方がいます。レバレッジをかけてないから追証の心配もないし、ドルコスト平均法でコツコツ積み立てていれば、市場のバランスはいつか戻ってくる。
私の座右の銘は、やっぱり**「Just Keep Buying」**。
毎月1日に$1,000をS&P500のETFに自動積立している私にとって、4月9日の急騰も、ただの「市場の一日」にすぎません。これからも淡々と買い続けて、10年後、20年後に笑えるように頑張ります!
おわりに:稲妻が輝く瞬間を待つ
あの日の市場は、まさに「稲妻が輝く瞬間」でした。でも、投資の世界では、こんな劇的な日はそう何度も訪れません。
大事なのは、暴落でも急騰でも動じず、自分のペースで投資を続けること。トランプ関税のニュースに振り回されそうなときこそ、初心に返って「Just Keep Buying」を胸に刻みたいですね。
皆さんがどう感じたかもコメントや𝕏でぜひ教えてください!そして、このブログが少しでも役に立ったなら、シェアしていただけると嬉しいです。今後も、アメリカでの投資ライフを楽しく発信していきます!