TOEIC930点(リスニング495点、リーディング435点)を取った私のTOEICスコアUP方法

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TOEICスコアを上げたいならTOEICを受験し続ける事が大切

私はTOEICスコアを上げたいなら、とにかく受験し続ける事が大事だと考えています。私は会社でTOEIC IPを受けることができますのでひたすらそれを受験し続けています。その結果、上下はあるものの直近3回はすべて900点以上を獲得しています。

巷にはTOEIC本、TOEIC講座、TOEIC動画など溢れ返っていますよね。もともと英語の落ちこぼれだった私がそれらを目にすると、確かにそういった情報は素晴らしいと思います。文法、単語、発音などエッセンスをぎゅっと濃縮して伝えてくれます。そのある意味TOEICプロの人達に、これだけやっておけば大丈夫と言われれば、信じたくなる気持ちはわかります。

しかし、私はプロの人達も、様々な教材で勉強し続け、TOEICを極めてから、これをやっておけばいいよと過去を振り返って言っているはずだと思います。たった1つの勉強法がいきなり正解で、それだけでプロになれたはずはないでしょう。本当はどの勉強法がその人の実力を持ち上げたのかは、本人でもわからないと思います。

また、もしたった1つの勉強法でTOEICプロになれた人がいたとしたら、その人は天才です。その一握りの天才のマネをして成果が出るのは、同じく一握りの天才だけです。

凡人である私はそうではなく、まずは毎回TOEICを受験し続ければいいと思います。毎回お金を使って受けていれば、よほどメンタルが強い人でなければ、勝手に点数を上げる方法を探し出します。そうでなければお金と時間をどぶに捨てているだけになってしまうわけですから。それが嫌で、何かしらTOEICに役立ちそうな勉強法を探すしかないなと言うのが、英語の落ちこぼれだった私の勉強のモチベーションになりました。

TOEICスコアを上げて、いい会社に就職したい、海外駐在したい、など人それぞれ色々と目的はあるかと思います。それを達成するためにしなければならないことは、勉強をしてからTOEICを受験する事ではなく、TOEICを申し込んでしまったから直前だけでも勉強しなければ、と自分を追い込むことです。

アメリカ駐在員の私の意見としては、TOEICは超ハイリターンな自己投資です。最近はマンガで異世界転生ものが流行っていますよね。英語の落ちこぼれだったにも関わらず、TOEICを学んでアメリカ駐在した私は、まさにそれが現実になったように感じます。日本でサラリーマンをしていた頃とは別の世界線を生きています。もうあの頃には戻れない。今を知らなかったら人生もったいなさすぎる。ぜひアメリカ駐在したい人、英語で何かを成し遂げたい人はTOEIC受験料を払い続けましょう笑。

TOEIC IP 55回の記録

私が受けた合計55回のTOEIC IPの結果を示します。最初はなんと360点です。その次にはさらに低い点を取っています。当時の自分はこれでよくメンタル維持できたなと思います。当時は会社で昇進テストを受けるための条件にTOEICのスコアが設定されていたため、とりあえずそこまでは頑張ろうと思っていました。

上げ下げはあるものの、少しずつ上昇していきます。スコアが大きく下がっていっている時はTOEICから心が離れている期間です。こうしてみると、TOEICもダイエットや筋トレと同じで、続けていく事が何より大切だと思います。今回は結構勉強したなと思っていてもスコアが下がる時もありますので、一回の結果に一喜一憂しないことが重要です。

私が受けたTOEICの記録です。

TOEIC IPとTOEIC公開テストの違い

TOEIC IPは学校や企業などの団体が、主催することができるTOEICテストのことです。受験費用も安く、試験会場にいく必要もなく、自分の通う学校や会社で受験できます。費用、時間共に最大限節約できます。IPの試験問題は公開テストの問題で使われたものから出されます。ただし、公開テストの問題は一切公の場には公開されませんので、IPの問題はほぼ初見の問題が出ます。細かい差が色々とありますが、全く気にする必要はありません。学校や企業でTOEIC IPを安く、楽に受け続ければいいと思います。

学校や企業に点数がバレるのが嫌だという人がいるかも知れません。いえ、バレてもいいんです。あいつ最近なんかTOEIC頑張ってるなという印象を与えることができれば、投資した甲斐があったと言うものです。周囲に知られることが将来へのアピールになり、自分へのプレッシャーになります。

最近はTOEIC IPは更に進化し、オンラインで家で受けることができます。しかも、通常TOEICは2時間の試験ですが、1時間で終わります。これは、まず一巡目で簡単な問題を一通り解かせて、大体の実力を判定し、その人の実力に合わせた問題を2巡目に解かせることで、より詳細に実力を判定するというシステムです。

つまり、リスニング試験のパート1から4が少ない問題数で出題され、それが終わるとまたパート2から2巡目が開始されると言うものです。リーディングも同じ様にパート5から7まで解いた後に、またパート5に戻ります。最初は戸惑いますのでしっかりと2巡目があることを覚えておくことが重要です。

TOEIC IPの難しさ

TOEIC IPは簡単という人もいるかもしれませんが、私はそうは思いません。紙でなくPCでテストを受けるため、独特の難しさがあります。

通常のTOEICであれば、リスニング各パートの説明文を読み上げている時間や、問題を解いた後の時間はパート3、4の先読みに使う人が多いかと思います。オンラインでは問題をめくれないため、先読みがほぼ使えません。そのため、パート3、4ではまずはしっかりと問題文を聞き、その後高速で問題を読んで正解を探す必要があります。

また、さらに上級者はリスニングの時間にリーディングのパート5を数問解いてしまう事もできると思います。これもオンラインの場合、リスニングが完全に終わるまでリーディングの問題はみることができないため、この方法も使えません。

よってTOEIC IPは先読みの禁じられた過酷な戦いでもあります。その分、しっかりと素早く問題を解く力をつけて点数を取っていく必要があります。

メリットとしては一人で受験できるので、音量を自分の好みに合わせる事ができ、雑音のない集中した環境を自分で作れることです。

好きで受けているというより、惰性で受けている

私はもともと海外勤務をするためにTOEICスコアを上げようと決めました。そして、晴れてアメリカ駐在員になれた私にとっては、もはやTOEICを受け続ける理由はないとも言えます。それでも毎回ついつい受験してしまうのはもう習慣になっているからとしか言えません。

テスト一か月前になればちょっと憂鬱になり、前日になると受験申込したことを後悔します。これで点数下がったら恥ずかしいとも思います。でも申し込んでしまうと、さすがに2週間くらい前から少しずつ勉強はしてしまいます。その結果、アメリカ駐在員になってから900点を取ることができました。

今後もTOEICの受験は続けていこうと思います。

この記事を書いた人
おりべ

アメリカ駐在サラリーマンとして働きながら、アメリカでの資産運用について模索中。
このブログでは、私が一歩でも自由になるために日々学んだことを発信していければと思います。
投資のモットーは ”Just Keep Buying”です。
TOEIC 930点(リスニング495点、リーディング435点)、英検準一級。

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