アメリカの銀行の高い利息を活用した投資方法の検証企画です
アメリカのネット銀行であるSoFi銀行では毎月Checking口座とSaving口座に預金利息が入ってきます。2025年1月現在、Checking口座の利息は年利0.50%ですが、Saving口座の方は年利4.0%です(2025年1月現在)。日本のメガバンクでは0.1%であることを考えると、SiFi銀行の年利は実に40倍になります。
通常Saving口座は日常使わないお金を預けておく口座で、日本でいうと短期の定期預金に近いもので、簡単に引き出せないように思うのですが、SoFi銀行ではSaving口座からChecking口座への預金の移動は非常にスムーズでスマホで即時移動が可能です。さらにオーバードラフトという非常に便利な機能があり、この機能をONにしておけば、年利の高いSaving口座にすべてのお金を置いておいたとしても、Checking口座のお金が足りなくなった時には何回でも無料で、しかも自動でSaving口座からChecking口座へお金が移動されます。よって、金利4.0%のSaving口座に全預金を置いておき、利率の低いChecking口座は$0のままでも問題なく生活していく事ができます。
私はこの年利4.0%と日本では信じられないくらい高い利息を活かした投資術をテストしています。毎月入って来る利息で投資信託を買い、利息を株式運用で増やそうという訳です。これであれば、銀行に預けた元本には一切手を付けることなく、小さく投資を始める事ができます。投資で大きく資産を減らしたらどうしようという心配をすることなく、投資を学ぶことができます。
2024年12月の入金
今月は12月31日にSaving口座に利息として$88.73入金されました。月の預金利息が$88.73(1ドル155円換算で1万3,753円)はありがたいものです。

ちなみにChecking Accountにも$0.46入金されています。これは、給与振り込みがされた日に、利息がかかっているためだと思います。給与は全額Saving Accountに移動しますので、普段はChecking Accountは$0です。

下記のようにChecking Accountは$0のままです。

ちなみに、Checking口座のオーバードラフトの様子は以下のようになります。この例では、Checking口座に$419.86の支払いが発生するのですが、口座にお金がないために、Saving口座から$419.86が移動され、この支払いが実行されます。この預金の移管は自動かつ無料で行えるため大変便利です。

FNCMX(NASDAQ 投資信託)の買い付け
この$88.73ドルでNASDAQ連動型投資信託であるFNCMXを買い付けます。1月6日に基準価格$251.81のFNCMXを0.352株分購入できています。

FNCMXについては下記記事を参考にして下さい。簡単に言うとNASDAQ総合指数に連動していて手数料が低い、優良投資信託です。
FNCMXの分配金
FNCMX (Fidelity NASDAQ Composite Index Fund)では年1回、12月に分配金が支払われます。今回は2024年12月27日に$13.99が支払われ、即日自動再投資されました。

今月までの結果
2024年5月から始めて、買い付け状況は以下のようになりました。これまでにFNCMXを購入した合計金額(Invest)は$2138.03になりました。FNCMXの株価が上がってきたため、2025年1月6日時点での価値(Value)は$2,478.82にまでなりました。銀行からもらったお金が、投資したことによって$340.79増えた事がわかります。

この企画は投資金額は少ないのですが、アメリカの高い金利を活かして資産を少しずつ増やしていこうと思います。
どれだけの暴落が来ようと、レバレッジ(信用取引)を使っていない限り、インデックス投資の価値がゼロになることはありません。もともと金利で得た利息だけを使っていれば元本(銀行に預けている預金)は100%補償されているわけです。無リスクで投資の経験を積むことができると考えると、投資を勉強する上で非常に優秀な戦略だと思います。
SoFi銀行の口座開設ボーナスキャンペーンは2026年1月31日まで延期されることが発表されました。このキャンペーンを続けるという事は、SoFi銀行もまだまだ高金利が続くことを予想しているのだと思います。
SoFi銀行開設したいという方は下記のブログ記事からSoFi銀行の紹介ページへ行き、そこから手続きをしてください。口座開設後、5,000ドル以上のDirect Deposit(会社からの給与振り込み)で325ドルの口座開設ボーナスが手に入ります。
※投資は最終的に自己判断、自己責任の世界です。この記事にはあくまで私の実体験とその感想を書かせていただきました。誰がなんと言おうと最後は自分の判断で投資を行って下さいね。