【2025年2月】超絶高配当ETF「QYLD」レビュー

投資

QYLDは利回り12.31%の超絶高配当ETF

以前このブログでも超高配当ETFであるJEPQをレビューしましたが、今回はさらに高配当なQYLD(Global X NASDAQ 100 Covered Call ETF)を紹介します。QYLDはGlobal Xという会社が販売しているETFです。このQYLDは高配当株の中で最も分配金利回りが高いものとして有名です。

ちなみに前回紹介したJEPQはJ.P. Morganが販売しているETFです。その記事はこちら。

これら2つの超高配当ETFの共通点としては、NASDAQ100指数に連動しつつ、コールオプションを使って高いインカムを目指すカバードコール戦略を用いている事が挙げられます。コールオプションは簡単に言えば、株をある日に決まった金額で買う(コール)権利(オプション)を買うというものです。ある日が一年後とすると、一年後に株価が倍になっていても、このオプション料を支払っていれば、一年前の価格で買う事ができます。その場合、株価の値上がり分からオプション料を引いた分だけ儲けが発生します。反対に株価が下がった場合、株は買われず、オプション料の分だけ損をします。要するに株式取引の保険のようなものです。

私のような素人の長期投資家にとっては、このようなコールオプションを使った複雑な取引をする機会はありませんし、あえてやる必要もないと思っています。ただし、そういう取引を使っているこれらのETFを買うだけであれば大した知識も経験も必要はありません。他のETFと同じように、ただ買って持っていればいいことになります。

2025年1月31日現在のQYLDとJEPQの各データを比較すると次の通りです。

過去一年間の分配金利回り

  • QYLD:12.31%
  • JEPQ:9.47%

経費率

  • QYLD:0.61%
  • JEPQ:0.35%

設立日

  • QYLD:2013年
  • JEPQ:2022年

ファンド規模

  • QYLD:$90億ドル
  • JEPQ:$237億ドル

こうしてみると、分配金利回りはQYLDの方が高いですが、経費率も高いという特徴があります。QYLDの方が9年早く設立されていますが、ファンド規模で見ると現在はJEPQの方が大きくなっています。単純に分配金利回りだけを見るならQYLDの方を選ぶような気がしますが、投資家はそれだけではなくいろいろな側面を見て判断しているのだと思います。

QYLDとNASDAQ100の10年チャート

QYLDとベンチマークであるNASDAQ100の10年間の株価の推移を下記に示します。QYLDはコロナのタイミングで暴落し、それ以降は順調に回復してきています。それに対して、NASDAQ100(^NDX)はコロナ時の暴落はありますが、全体を通しての成長がものすごいです。株価自体の10年間の成長率はQYLDが-20.94%であるのに対して、NASDAQ100は驚異の397.91%。QYLDが0.8倍に減少したのに対して、NASDAQ100は約4倍に増加しています。

これを見ると、このような超高配当ETFは指数本来の成長力を、分配金の支払いに変えている仕組みなのだという事がわかります。どちらが好きかは人それぞれだと思います。どちらかを選んでもいいですし、両方持つのもありでしょう。

私はQYLDは持ったことはありませんが、似たような仕組みのJEPQは昨年すべて売却し、NASDAQ100指数連動型ETFのQQQMに買い変えました。配当金には税金がかかりますが、指数の成長に対する含み益に対しては、現金化するまで税金はかかりません。私はまだ給与所得があり、配当金を使う事がなくずっと再投資していたため、一旦高配当株はすべてやめています。NASDAQ100も分配金はわずかに発生しますが、NASDAQ100を構成している各企業は、分配金を出す代わりにそれを自分の会社に再投資し、企業の株価を上げる事で投資家へ貢献する事を目指しています。

NASDAQ100に投資できるQQQMに関しては下記の記事で紹介しています。

超高配当投資のメリットとデメリット

メリットとしては、これらのEFTは毎月分配金が入って来ることです。毎月完全な不労所得である分配金というお小遣いがチャリンチャリンと財布に入ってくるわけです。これは間違いなく大きな投資のモチベーションになると思います。また、資産からの収入だけで働かずに生活しているFIRE民にとっては貴重な毎月の収入源にもなり得ます。

デメリットとしては、カバードコール戦略を使っているため、投資の仕組みがわかりづらい事と、比較的歴史が浅いため、株価、分配金共に将来どうなるのかの判断が難しいことだと思います。

私は今は高配当株は一切持っていませんが、将来給与収入だけでなく、さらに他の収入も必要になった際にはまた高配当株を買っていく可能性はあります。その時にはこのQYLDは有力な候補になるでしょう。

※投資は最終的に自己判断、自己責任の世界です。この記事にはあくまで私の実体験とその感想を書かせていただきました。誰がなんと言おうと最後は自分の判断で投資を行って下さいね。

この記事を書いた人
おりべ

アメリカ駐在サラリーマンとして働きながら、アメリカでの資産運用について模索中。
このブログでは、私が一歩でも自由になるために日々学んだことを発信していければと思います。
投資のモットーは ”Just Keep Buying”です。
TOEIC 930点(リスニング495点、リーディング435点)、英検準一級。

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