最高の贅沢、それは何もしないこと
毎日忙しく働いている私達アメリカ駐在。朝起きたらパソコンのメールボックスはメールで溢れ返っており、夜は日本との会議。コロナ後はオフィスに通勤しなくても仕事ができる在宅勤務制度が始まったものの、24時間働こうと思えば働けてしまう日常。そんなアメリカ駐在にとって最高の贅沢は、そう、「何もしない」ことです。青い海、青い空を眺めながらビーチチェアに寝そべり、ピニャコラーダを飲む。子ども達はプールでキャッキャ楽しんでいて、何もすることがない。きっとそんな非日常を味わうために、カンクンのオールインクルーシブホテルはあるのでしょう。
私は朝は家族よりも早く起き、砂浜を1人で散歩しました。どこまでも続く白い砂浜を頭を空っぽにして歩き、絶え間なく押し寄せる波が足に触れ、それを心地いいと感じます。こうやって1人静かに過ごすことで、心も体もリフレッシュし、アイデアが自然に浮かんできます。今後も長くいい仕事を続けていくために、2年に1度はカンクンリフレッシュ休暇を取得したいくらいです。
朝食はビュッフェスタイル
朝食はビュッフェスタイルでした。受付で部屋番号と人数伝えると席まで案内され、ドリンクをオーダーします。あとは好きなものを取ってきて食べます。私のお気に入りは野菜ジュースとエッグベネディクトです。卵の黄身とチーズのソースに付けて食べる、程よく焼いたイングリッシュマフィンは最高です。
昼はプールサイドでブリトー
昼はほぼずっとプールかビーチで過ごしました。プールの中にエアロバイクを入れて、トレーナーさんと一緒にエクササイズしたり、エアロビクスをしたり、水球みたいなゲームをしたりといろいろとイベントも開催されていて退屈することもありません。プールサイドでぼーっとしているときには、適宜必要なものはないかウェイターさんが聞きに来てくれますので、ビールやピニャコラーダをオーダーします。ランチにはブリトーなどを食べていました。
カフェでスイーツも食べ放題
甘いものやコーヒーが欲しいときにはビーチサイドにあるカフェに行って、好きなスイーツをとってきます。ケーキ、マカロン、チョコレート、パン、クレープ、アイスクリームなど、いろいろな種類を楽しむことができます。夕食が食べられるようにセーブすることが必要です。
夜は4つのレストランから選択
夜は、イタリアン、アジアン、アメリカン、ビュッフェの4つのレストランで食べることができます。基本的にはオールインクルーシブ料金に含まれているのですが、高いワインや特別な料理には追加料金がかかります。レストランによっては、水着はNG、男性は襟付きの服などいくつかのドレスコードがありますので、襟付きのシャツやポロシャツも持っておくと良いと思います。レストランの時間やメニューはホテルのスマホアプリで確認することができます。
アメリカへ帰国
カンクンでは合計4泊しました。毎日プールと海で遊び、心も体もリフレッシュした頃に、いよいよアメリカに帰国です。最終日の朝は朝食を取った後、ホテルのチェックアウトを済ませ、事前に頼んでおいたリモでカンクン空港へ向かいます。
行きはスーツケース2個で来たのですが、この頃には大量のお土産に加え、着替えや水着も溜まってきていますので、スーツケースに入れてきたナイロン製のボストンバッグを出して、ここにすべて詰め込みます。ファスナーのジッパーが2個ついており、それぞれに小さな穴が空いていますので、ここに100均で買った小さな南京錠を掛けておけば、荷物を預け入れたときもバッグが簡単に空いてしまうことはありません。アメリカの空港では、スーツケースに紛れてプラスチックのトレイに載せられてターンテーブルに出てきました。こうやって帰りだけ着替えをボストンバックに入れる方法は、行きの荷物を減らせるので大変便利です。
カンクン空港では、まずはユナイテッド航空のチェックインカウンターで、スーツケース2個とボストンバッグを預け入れします。Premier 1Kなので、Premierチェックインカウンターを使う事ができます。
その後、まだ時間があるため、ユナイテッド航空カンター向かいのラウンジに行きました。ここもプライオリティ・パス提携のラウンジであるため、家族4人無料で入ることができました。下の子が大きくなってくると4人は無理なのかも知れませんが、今のところは大丈夫のようです。
店員さんがオーダーを取りに来た時にビールを頼んだところ、ミチェラーダにするかと聞かれたので、試しに頼んでみました。ミチェラーダは基本的にはビールベースのメキシコのカクテルで、トマトジュースとホットソースが入っています。グラスには塩とチリパウダーが載せられ、ライムを絞って飲みます。ビールを飲んでいると言うよりは、冷製スープを飲んでいるような、不思議なカクテルでした。気に入ったのでもう一杯、ビールの銘柄を変えて飲みました。
その後無事飛行機にのり、アメリカに帰国することができました。今回はマチュピチュ・カンクンを巡るという強行スケジュールの旅でしたが、非常に密度が高く、大満足の旅ができました。マチュピチュは疲れますので、やはりカンクンを帰りに持ってきたのは正解だったと感じます。マチュピチュの疲れをカンクンで取り、心も体もリフレッシュしてから帰ってくることができました。この旅の最初の記事にも書きましたが、クレジットカードやエアラインマイルを最大限活用し、エアラインステータスやプライオリティ・パスを活用すれば、そんなにお金を掛けなくても、贅沢な旅ができてしまうのがアメリカのすごいところだと思います。
我が家では毎年学校が休みになるスプリングホリデーの旅行が通例行事となっており、来年に向けてまたクレジットカード、マイル・ポイントの戦略を立て、地道に実行していこうと思います。
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