NASDAQとは何か?
NASDAQは(National Association of Securities Dealers Automated Quotations)の頭文字をとったもので、ナスダックと呼ばれます。 ベンチャー企業向けの株式市場で、全米証券分業協会が運営しています。ナスダック総合指数は、ナスダックに上場している約3,000銘柄の時価総額加重平均をとった株価指数の事です。ナスダック以外のS&P500指数やNYダウと言った有名な指数と比べると、ハイテク関連、インターネット関連のセクターの比率が高いという特徴があります。
FNCMXの特徴
FNCMXの正式名称はFidelity NASDAQ Composite Index Fundです。アメリカの大手証券会社Fidelityが販売しているNASDAQ連動指数に連動するように設計された投資信託になります。経費率は0.34%と低いのが特徴です。最少投資金額が0ドルの投資信託であるため、小さい金額から購入することが可能です。分配金は年一回12月末に支払われています。昨年は12月26日に1株当たり1.27ドル。利率は0.55%で決して高くはありません。これは、こういったITセクターは事業で設けた営業利益を株主に配当金として還元するよりも、事業に再投資する方が投資効率が高くなるからです。投資家も分配金には期待しておらず、事業が伸びていく事による株価の上昇を望んでいます。
2024年8月31日現在、全部で3,061社の銘柄で構成されており、組み込み比率の高い上位10銘柄は以下の通りです。IT系のハイテク銘柄を中心に、知っている企業ばかりが名を連ねています。10位にはコストコも入っていますね。FNCMXを買うという事は、これら3,000社に満遍なく投資ができるという事になります。
SoFi銀行で毎月もらえる利息を使った積み立て投資で購入
FNCMXの購入に向いている人は下記の様な人です。
NASDAQ総合指数は将来上がると考えている
個別株ではなく、広く分散された投資がしたい
金額指定で購入したい
私はSoFi銀行で毎月もらえる利息を使って積立投資をする企画を2024年5月から始めており、そこでFNCMXを毎月買っています。銀行利息は毎月100~200ドル(預金金額により変動)程度もらっています。ETFを買う場合には一株単位で購入しなければならないので、この金額では足りません。よって、金額指定で買える投資信託が向いていると考えました。また、NASDAQのトップ100銘柄で構成されている株のETF(QQQM)は別で買っていますので、今回はNASDAQ総合指数(3,000社)のFNCMXを選んでみました。
私はこのFNCMXは毎月少しずつ積み立てていき、NASDAQがどう成長していくのかを長い目で見守っていこうと思います。
※投資は最終的に自己判断、自己責任の世界です。この記事にはあくまで私の実体験とその感想を書かせていただきました。誰がなんと言おうと最後は自分の判断で投資を行って下さいね。