Chase銀行のプライベート・クライアントにアップグレードされた体験談

銀行

アメリカでは信用がすべて

アメリカ社会では経済的な信用が非常に重視されます。私はこれを「行き過ぎた資本主義」と勝手に名付けていますが、信用=クレジットのある人がとことん優遇されてしまうのがアメリカです。日本のように平均的であることが重視され、出る杭が打たれる社会ではありません。今回は、そのアメリカでの信用をさらに上げ、生活の質(QOL=Quality Of Life)を向上させる方法について紹介します。

Chase銀行は、アメリカ最大の銀行であり、アメリカ駐在員でも多くの人が口座開設しているのではないかと思います。Chase銀行で、チェッキング口座(Checking Account)、セービング口座(Saving Account)、投資口座(Investments Account)の合計預け入れ金額が$150,000を超えると、プライベート・クライアントにアップグレードされます。Chase銀行のお得意様となり、より高いサービスを無料で受けることができるようになります。

それでは詳しく見ていきましょう。

チェース・プライベート・クライアント(Chase Private Client = CPC)の条件

まずは、Chase銀行のCheking, Saving, Investment口座の入金金額の合計を15万ドル以上にします。私の場合は、Investment口座の開設ボーナスを得るために、日本円をアメリカに送金し、その後も継続して投資をし続けることで、主にInvestment口座でこの金額に到達しました。

そうすると、Chase銀行からPrivate Clientにしませんか?というオファーが届きます。そして、Private Clientにするために、近所のChase銀行に行って、担当の銀行員と投資アドバイザーと面談をします。まずは担当の銀行員に挨拶をし、その後奥にある個室に通されます。

投資アドバイザーの方は、「あなたはお金を貯めて何がしたいですか?」と聞いてきました。私は「FIREしたいですね」と答えると、今の口座に預けている金額を、今の投資商品による年利で15年持っても、FIREするには厳しそうです、というような話を電卓をたたきながら聞かされます。そして、私のアドバイスを受ければ、FIREに近づけるでしょう、とにっこり。「それは無料のサービス何でしょうか?」と尋ねると、「1%の手数料です」との事。

しかし、ここで安易に「よろしくお願いします」などと言ってはいけません。投資において、無条件で運用額の1%の手数料を渡すという事は、勝つ確率を大きく下げる行為に他なりません。投資アドバイザーにしてみたら、私が儲けようが損しようが、無条件で1%入ってくるボロイ商売なわけです。さらに、冷静に考えれば、その投資アドバイザーもChase銀行で働かなくてはいけないという事は、自分自身がまだFIREできていないわけです。私は「いえ、結構です。自分で運用しますので」と丁重にお断りしました。

その後、再度担当銀行員のデスクに戻った後、サインをして、数日後に新しいDabitカードが届きますと伝えられて面談は終了しました。

Chase PRIVATE CLIANTのDEBIT CARD

プライベート・クライアントのメリット

Chase銀行のプライベート・クライアントのメリットは次のようなものです。

全世界でATM手数料が無料

Wire Transferの手数料が無料

チェックブックが無料

Debit Cardのデザイン変更

カーローンの利息が0.25%割引

Chase クレジットカードが5/24ルールを超えて作成できる これに関しては私はまだ試したことはないのですが、下記サイトではそう紹介されています。ただ、Chase系のクレカを申請した時にはほぼ即日Approveされます。

また、プライベートクライアントと言うだけあって、担当の銀行員がついて、投資アドバイザーもつけることができるのですが、私はあまり利用していません。

Chaseクレジットカード大量発行のためのお守り

私にとっては、ChaseのPRIVATE CLIANTはChaseクレジットカードを申請する時に、審査落ちしないためのお守りです。

現金はSoFi銀行に預ける方が利息が高いので、Chaseにはほとんど置いていません。Chaseには証券口座に株や債券などの証券を15万ドル以上置いています。それだけでもPRIVATE CLIANT資格を満たすことが可能です。

私はたくさんのクレジットカードを作成して入会ボーナスをもらい、それを利用して家族旅行したり、Apple製品を買ったりしています。クレジットカードはChaseが発行しているものが種類も多く優秀です。しかし、Chaseのクレジットカードにはには5/24ルールと言う厄介なルールがあります。これは24か月以内に5枚のクレジットカードまでしか作成できないというものです。これはChase以外のクレジットカードも含まれます。このルールがあるために、クレジットカードはまずChaseのものから作るのがよいとされています。

クレジットスコアが750程度あり、クレジットヒストリーも一年以上あればChaseのクレジットカードは作成できるのですが、審査に落ちてしまって作れないという人は、まずChaseの銀行口座を作成し、PRIVATE CLIANTにしてしまえば、その後は即日Approveの連続になります。

Chase銀行は利息が高くないのでメインバンクとして使うのはおススメしていませんが、Chaseクレジットカードを大量に作りたい人にはおススメできる銀行です。

2024年10月16日まで、Chase銀行口座を開設すると$300のボーナスがもらえるキャンペーンが開催されています。今回は$500以上のDirect Deposit(給与振り込みなど)をするだけですので、ハードルが低く、チャンスです。Chase銀行に$500、Sofi銀行に$5,000と給与振り込みを分割すれば、両方同時作成してChaseから$300、SoFiから$300を一度にもらう事も可能ですね。

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この記事を書いた人
おりべ

アメリカ駐在サラリーマンとして働きながら、アメリカでの資産運用について模索中。
このブログでは、私が一歩でも自由になるために日々学んだことを発信していければと思います。
投資のモットーは ”Just Keep Buying”です。
TOEIC 930点(リスニング495点、リーディング435点)、英検準一級。

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