リスクがあればこそ、リターンがある
アメリカ駐在員になるという事は、ある程度のリスクはつきものです。言葉の問題、生活や職場環境の変化、子供の教育の問題、などなど。
例えば、日本食が大好きな私にとって、日本で食べることができるレベルの日本食が簡単に手に入らないのも悩みのタネです。たまに人生損してる?と感じることもあります。それでも体だけは何故か大きくなっていきますが。
しかし、こういったリスクをとればこそのリターンもあります。海外での経験、給料アップ、キャリアップ、子供がバイリンガルになる、などなど。多くの駐在員はこういったリターンを得ることが可能になります。
何事もリスクを取るからこそリターンが生まれる訳ですね。まさにノーリスクノーリターンです。
私は駐在員としてのリスクを取った以上、この短い期間にしっかりと資産を形成して経済的なリターンを最大化し、今後の人生を豊かにしていきたいと思い、アメリカで投資を始めました。
私の投資の基本戦略
私の投資は仕事の忙しい人でも出来る、一度買ったら保有し続けるだけのバイアンドホールドを基本戦略としています。仕事をこなしてこその駐在員ですので、パソコンに貼り付いてトレードをするような投機的な投資は向いていないためです。
なるべく手数料の安い投資信託やETFを少しずつ買い付け、長期的に持ち続けるというシンプルなもの。個別株にも手は出さず、インデックス投資、高配当投資をしています。実はこれだと対して手間はかかりません。逆に暇すぎてついギャンブル性の高い投資に目がいってしまったりもします。
アメリカで投資をするアドバンテージ
2024年4月現在、日本では新NISA制度が始まり、日経平均も円ベースでは史上最高値を更新し、投資への関心はかつてないほどに高まっているようです。ところがアメリカに住む私たち駐在員はその波には乗れないこともあります。
しかし、アメリカではアメリカなりの戦い方があるはず。例えば私たちは現時点での世界最強の通貨、ドルで給料を受け取ることが出来ます。しかも給料自体は日本にいる頃より上がっているため、入金力も高い状態を維持できます。せっかく投資をしても、少ない金額しか運用できなければ、増える額もそれほど大きくはなりませんので、この入金力の高さは資産形成をしていく上で大きな武器となります。給料が増えたことで気が大きくなってしまい、ショッピングや旅行、娯楽などで散在してしまわなければですが。
さらに、為替の影響を受ける事なく、ドルで直接アメリカの投資商品を買うことが出来ます。日本では円安が進んでいるため、アメリカの株を買おうと思うと、円をドルに換金しなければならず、少なくなってしまうように感じます。私たちはドルで直接変えますので、この心理的な負担はありません。これらのアドバンテージを活かさない手はありません。
私の座右の銘は、Just Keep Buying。無理のない範囲で買い続け、市場で生き残り続ける事が大切だと考えます。
私はまだまだ投資の初心者ですが、このブログでの発信を通して学び続け、期間限定のアメリカ駐在生活を少しでも豊かなものにしていおくと思います。そして学んだことは皆さんと共有し、皆さんにもよりよいアメリカ駐在生活を送って頂きたいと思います。よろしくお願いします。
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