アメリカ全部に投資できる「FSKAX」レビュー

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全米の企業に投資できるFSKAX

NASDAQやS&P500はアメリカで時価総額の大きな企業の加重平均を取っている指数です。これらの指数に連動するETFや投資信託を買う場合、時価総額のまだ低い、今後大きく成長していく可能性のある中小企業の成長は取りこぼすことになります。それを防ぐ事ができるのがこのFSKAXであり、ダウ・ジョーンズ米国トータル・ストック・マーケット・インデックスに含まれる銘柄に分散投資することができます。

経費率は0.015%と非常に低く、優秀な投資信託商品です。2024年5月時点でのTOP10銘柄は以下のようになり、もう常連の企業が並んでいます。

Chase HPより

S&P500か、オルカンか、全米か

経済指数に連動したインデックス投資の世界ではよく、S&P500かオルカン(オールカントリー)かという論争が巻き起こります。全米のTOP500社に集中投資することが最も効率的に資産を増やせると考えているのが、S&P500信者です。一方で、アメリカだけでなく、中国や最近注目されているインド、我らが日本など、全世界の経済成長を取りこぼしたくないという人がオルカン信者です。

一般的には、現状世界経済のトップに君臨するのはアメリカ企業であり、これらのアメリカ企業は世界中に製品を販売しています。AmazonやFaceobook、X(旧Twitter)など、世界中に利用者がいるわけです。よって、S&P500もオルカンも結局は世界経済に投資していることになります。よってどれを信じるかはその人次第ということになります。

このFSKAXはS&P500が取りこぼしているアメリカの中小企業も取り込んでいますので、S&P500とオルカンの中間に位置する存在と言えます。アメリカの経済成長を信じているアメリカ信者が買うべき投資信託です。

投資信託を買うのは、定額で購入したいとき

私が投資信託を購入する時は、定額で積立購入をしたいときです。例えばS&P500に投資したいと思ったら、様々なETFと投資信託の商品があります。その中から、自分が投資すべき商品を選別するのはなかなか難しいものです。

私は以下の基準で投資商品を選別しています。

  • 定額で購入したいなら投資信託、そうでないならETF
  • 経費率は十分に低いか?私は0.5%以下の経費率であることを基準にしています
  • 販売している会社はどこか?FSKAXはアメリカの超大手の証券会社Fidelityが販売しています。

FSKAXは子供に投資を教えるために購入

今回FSKAXを購入したのは子供に投資について教えるためです。余ったお小遣いを預けておけば、自然にお金は増えていくんだよということを教えるために、子供から預かったお金だけを使って投資しています。早い時期から投資について学ぶことで、将来自分でも投資できるような大人になっていってほしいと思います。

これまでに285ドル購入していて、323ドルにまで増えています。こうやって小さい額からでも初めて見て、投資が何なのかを少しずつ教えていければと思います。個別株では浮き沈みが激しいため、子供に教えるならまずはこういった指数連動型のインデックス投資がいいと思います。

子供にいきなり仮想通貨のようなボラティリティの高い投機的な商品を教えるのも怖いものです。

※投資は最終的に自己判断、自己責任の世界です。この記事にはあくまで私の実体験とその感想を書かせていただきました。誰がなんと言おうと最後は自分の判断で投資を行って下さいね。

この記事を書いた人
おりべ

アメリカ駐在サラリーマンとして働きながら、アメリカでの資産運用について模索中。
このブログでは、私が一歩でも自由になるために日々学んだことを発信していければと思います。
投資のモットーは ”Just Keep Buying”です。
TOEIC 930点(リスニング495点、リーディング435点)、英検準一級。

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