地政学リスクが世界を覆う2026年
2026年も2ヶ月半が過ぎましたが、もう本当に「波乱の年」スタートという言葉がぴったりです。 年明け早々、アメリカがベネズエラに対して軍事介入(1月3日の作戦でマドゥロ大統領夫妻を拘束・拉致)。そして2月末からはイランに対して米イスラエル共同の大規模空爆「Operation Epic Fury」が開始。エネルギー市場は大混乱、地政学的リスクは急上昇し、世界経済の不透明感は過去に例を見ないレベルに達しています。
株価は年初来マイナス圏…S&P500の現実
株価もこのショックをモロに受けています。 S&P500は年始から下落基調で、3月18日時点の年初来リターン(YTD)は価格ベースで約-3.4%前後。年初のアナリスト予想(+10%超えが普通に並んでいたのに…)が嘘のように、市場は完全にリスクオフモードです。 株価の未来は誰にもわかりませんが、現時点では「2026年通年でS&P500がマイナスになる」というシナリオを本気で覚悟しておくべき段階に来たと感じています。

前回のマイナス年(2022年)と今回の共通点・相違点
前回S&P500が年間マイナスになったのは2022年(-19.4%)。あれはバイデン政権2年目でした。 今回はトランプ政権2年目…政治的・政策的な不確実性がさらに加わる点が怖いところです。地政学リスクに加えて、国内政策の方向性も市場に影を落とす可能性があり、今年は「覚悟」が試される一年になりそうです。
私の投資スタンスは変わらず…JEPQ積立を継続中
私はこれまでの記事でも繰り返し書いてきた通り、ここ最近はJEPQ(JPMorgan Equity Premium Income ETF)を毎月約$1,000分積み立てる投資を淡々と続けています。 正直、株価がこんなに冴えないとテンションは上がりません(笑)。でも下手に売ったり手放したりはせず、長期目線で持ち続ける姿勢は一切崩していません。 なぜなら、こんな下落局面こそが「質の良い資産を割安で仕込める絶好のタイミング」になるからです。
長期インデックス投資家に必要なマインドセット
下落相場で心が折れそうになると、自分に言い聞かせるルールがあります。
- 株価上昇局面:総資産が増えてラッキー! 定額積立だと買える株数は減るけど、積立自体は機械的に継続。
- 株価下降局面:総資産額は減ってブルーだけど、定期積立で株数をガンガン増やせるチャンス!
つまり、 市場が上がるときは「資産額の増加」を祝い、 下がるときは「株数の増加」を祝う。
このシンプルな切り替えができれば、モチベーションを保ちながらコツコツ積立を続けられます。
タイミング投資は至難の業…だからこそ「毎月定額」が最強
高いときに売って安いときに買う…そんな神タイミングを狙うのは、常人にはほぼ不可能です。 一方で、毎月定額積立は「一番簡単で手間のかからない方法」のはずなのに、株価の上下で恐怖と強欲に心が支配されると、実は一番難しいことなのかもしれません。 それでも信じています。ここから市場は持ち直し、年末にはみんなで笑っていられるはずだと。
地政学リスクがどこまで広がるか、まだまだ予断を許しませんが… 長期目線で淡々と積立を続け、暴落が深くなったら少し多めに買増しするくらいの気持ちで臨むのが、今の私にできる最善策です。


