【2025年9月】従業員持株会の状況

投資

日本で話題の新NISAが使えない駐在生活では、投資の選択肢が限られる中、私は従業員持株会を活用してコツコツ資産を増やしています。今回は、2025年9月時点の私の従業員持株会の状況を公開し、そのメリットやリスク、将来の展望をシェアします。これから投資を始める方や、駐在中の投資方法に悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

従業員持株会ってどんな制度?

従業員持株会は、会社員が自分の勤め先の株をコツコツ購入できる制度です。私の会社の場合、以下のような仕組みになっています。ただし、会社によって仕組みが異なるので要確認です。

  • 給与天引きで積立:毎月のお給料から一定額を自動で積み立て。手間いらずで投資できるのが最大の魅力
  • ボーナス時の増額:年2回のボーナス月は、通常月の3倍の金額を積み立て。ガツンと投資額を増やせます。
  • 会社負担の手数料:株式購入時の手数料は会社が負担してくれるので、コストゼロ。
  • 奨励金でオトク:購入金額に対して10%の奨励金がもらえるので、実質的なリターンがアップ

この制度、忙しいサラリーマンには楽ちんで、会社のサポートもあって初心者でも始めやすのが特徴です。でも、リスクもあるので後で詳しくお話ししますね。

2025年7月の資産状況:数字で見る私の投資成果

2025年7月時点での私の従業員持株会の状況を公開します。毎月10万円を積み立てている私のポートフォリオは以下のように成長しています。

  • 積立金額累計:19,024,000円
  • 株式購入金額累計:25,765,173円(奨励金、配当金含む)
  • 時価総額:30,685,843円
  • 7月配当金:372,481円

ちなみに、2025年1月時点ではこんな感じでした。

  • 積立金額累計:18,124,000円
  • 株式購入金額累計:24,402,757円(奨励金、配当金含む)
  • 時価総額:28,749,013円
  • 1月配当金:354,680円

半年間で積立金額は90万円増え、奨励金9万円+配当金37万円で、合計136万円のキャッシュイン。さらに、9月に入って日経平均が史上最高値を連日更新する絶好調の波に乗って、9月12日時点の時価総額はなんと3,600万円に到達。夫婦2人分の新NISA枠(3,600万円)を埋められる金額で、これだけで老後は安心です。

従業員持株会のリスク:卵を一つの籠に盛るな!

投資の世界には「卵を一つの籠に盛るな」という格言がありますが、従業員持株会はまさにこれに反する投資法。なぜなら、自分の会社の株に全ツッパみたいな状態だからです。もし会社が不祥事を起こしたり、業績がガタ落ちしたりしたら…給料やボーナスが減るだけでなく、株価も暴落する可能性が。給料も資産もダブルパンチはキツいですよね。

だから、私は従業員持株会を「リスク許容度の範囲内」で運用しています。会社の業績に自信があるとはいえ、過度な楽観は禁物。アメリカ駐在中の限られた選択肢の中での「まあまあ悪くない選択」って感じです。投資初心者の方には、まずはリスクを理解して、余裕資金で始めることをおすすめします。

今後の展望:日本帰国後の投資戦略

今のところ、従業員持株会は毎月コツコツ継続します。奨励金や配当金の恩恵を受けつつ、株価が上がっている今は美味しい状況ですからね。でも、将来もし日本に帰国したら、戦略をガラッと変えます。

  • 従業員持株会の売却:帰国したら、持株は速やかに売却予定。リスク分散のため、個別株に固執はしません。
  • 新NISAをフル活用:夫婦2人分の新NISA枠(3,600万円)をアメリカのインデックス株や日本の高配当株に分散し、埋め尽くします。
  • 余剰資金の運用:新NISA枠を埋める5年間は、通常の証券口座で株やETFを併用。コツコツ資産を育てます。

日本に帰ったら、インデックス投資や高配当株で安定した資産形成を目指す予定。アメリカ駐在中の今は、従業員持株会で日本側での投資を継続していきます。

※投資は最終的に自己判断、自己責任の世界です。この記事にはあくまで私の実体験とその感想を書かせていただきました。誰がなんと言おうと最後は自分の判断で投資を行って下さいね。

この記事を書いた人
おりべ

アメリカ駐在サラリーマンとして働きながら、アメリカでの資産運用について模索中。
このブログでは、私が一歩でも自由になるために日々学んだことを発信していければと思います。
投資のモットーは ”Just Keep Buying”です。
TOEIC 930点(リスニング495点、リーディング435点)、英検準一級。

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