アメリカは朝晩涼しくなり、過ごしやすい季節になりました。毎月恒例のS&P500積立投資報告、2025年9月版をお届けします。8月のアメリカ市場の振り返り、主要3指数の最新動向、そして今後の投資戦略について、解説していきます。資産形成を目指す皆さんに、少しでも参考になれば嬉しいです。
9月のS&P500積立:安値で買えたラッキーなタイミング
今月も変わらず、S&P500に連動する低コスト投資信託「FXAIX(Fidelity 500 Index Fund)」を自動積立で購入しました。9月1日はアメリカのLabor Day(労働者の日)で市場が休場だったため、9月2日に$1,000分の買い付けが実行されました。詳細は以下の通り:
- 投資額: $1,000
- 基準価格: $223.25
- 購入株数: 4.479株
実はこの日、S&P500が0.69%下落したタイミングでの購入でした。自動積立なので株価は運次第ですが、こうやって安値で仕込めるとちょっとテンション上がりますよね!その後、株価はしっかり回復。チャートを見ると、なかなか良いタイミングで買えたラッキーな日だったなと実感しています。

ポイント: FXAIXのような投資信託(Mutual Fund)は、アメリカ東海岸時間の午後6時に基準価格(NAV)が確定し、その日の注文が一括処理されます。朝に注文しても夕方まで保留されるので、タイミングを狙うのは難しいですが、自動化のおかげでそんな心配は不要です。
今日アメリカ市場🇺🇸主要3指数共に下げました。やっぱり9月は弱いんですね。機関投資家にとっては利確タイミングなのでしょう。個人インデックス投資家の皆さんにとっては買い時です。 pic.twitter.com/4cs9FiqaYE
— おりべ@アメリカで株始めました。 (@oribe_usa) September 2, 2025
現在の保有状況(9月12日時点)
現在のポートフォリオ状況をチェックしてみましょう:
- 保有株数(合計): 1,075.007株
- 時価総額: $246,509.85(約3,623万円、1ドル=147円換算)
- 含み益: $94,603.17(約1,390万円、1ドル=147円換算)
先月の状況と比較すると:
- 保有株数(合計): 1,070.528株
- 時価総額: $237,742.85(約3,495万円、1ドル=147円換算)
- 含み益: $86,836.20(約1,276万円、1ドル=147円換算)
毎月$1,000の積立を淡々と続けているだけなのに、1か月で含み益が約128万円も増えました!これぞインデックス投資の威力。労働ゼロで資産が勝手に成長していくのは、ちょっと怖いくらいです(笑)。正直、労働意欲がちょっと奪われるのが悩みだったり…。
自動化のススメ: 自動積立の最大の魅力は「時給ほぼ無限大」なところ。個別株でチャートとにらめっこしたり、企業の業績を調べたり、売買のタイミングを計ったりするのは時間がかかりますよね。時間=コストです。同じ金額を稼ぐなら、時間をかけない方が断然お得。自動積立の設定方法は、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてください!
2025年8月のアメリカ市場振り返り
8月のアメリカ市場は、全体的に堅調な推移を見せました。特に、夏の終わりから秋にかけての市場2025年8月のアメリカ株式市場は、主要3指数(ダウ工業株30種平均、S&P500、ナスダック総合株価指数)がそろって史上最高値を更新しました。具体的には、8月の月間でダウ平均が約3.2%上昇、S&P500が約1.9%上昇、ナスダック総合は約1.6%上昇しています。

セクター別では、通信サービス(約5.6%高)や素材(約2.9%高)が大きく上昇し、一般消費財やヘルスケアなどの出遅れ銘柄にも買いが入りました。一方、公益事業や不動産セクターは軟調な展開でした。
市場ではジャクソンホール会議でのFRB議長の発言を受けて利下げ期待が変動しつつも、企業決算の堅調さや米景気の底堅さが相場を支え、全体としては堅調な動きとなりました。
ただし、テクノロジーやAI関連株が月末にかけて売られ、一時的な調整も見られたため、9月以降の動きへの注目も続いています。
まとめると、2025年8月の米国株市場は局所的な調整リスクも存在しているものの、高値更新が続く堅調な展開となりました。8月はよく夏枯れ相場と言われますが、今のアメリカ経済は本当に強いですね。
オマハの賢人こと、バークシャー・ハサウェイCEO兼会長のウォーレン・バフェット氏が本日95歳の誕生日を迎えました。いつまでもお元気で伝説を作り続けて欲しいです。 https://t.co/izPnexRof9
— おりべ@アメリカで株始めました。 (@oribe_usa) August 31, 2025
今後の方針:S&P500一本か、分散投資か?
最近、投資戦略について少し考えていることがあります。これまで自動積立はS&P500一本で続けてきましたが、そろそろポートフォリオに変化を加えようかと模索中です。特に、最近再開した高配当ETFのJEPQ(JPMorgan Nasdaq Equity Premium Income ETF)に注目しています。JEPQは、ナスダック100をベースにしつつ、オプション戦略を活用して高い配当利回り(約8~10%)を目指すETF。毎月のキャッシュフローを増やしたい私には、なかなか魅力的な選択肢です。
ただ、S&P500の安定感と長期的な成長力を考えると、積立を完全に切り替えるのはリスクも感じます。そこで、以下のようなプランを検討中:
- S&P500積立を継続しつつ、JEPQを追加: 毎月の投資額の一部をJEPQに振り分ける。
- 配当再投資を活用: JEPQの配当金を再投資し、複利効果を最大化。
- 市場環境に応じた柔軟な調整: ボラティリティが高まった場合、S&P500の積立比率を増やすなど、状況に応じて調整。
この方針については、もう少しリサーチしてから決めたいと思います。決まり次第、ブログで詳細をシェアします。
#FIRE自己紹介
— おりべ@アメリカで株始めました。 (@oribe_usa) August 31, 2025
富裕層到達のアメリカ駐在員
Lv1: 日本でFIRE➡️多分いける
Lv2: アメリカで生きていく➡️挑戦中
Lv3: アメリカでFIRE➡️物価が高すぎる
まとめ:淡々と、でも賢く投資を続けよう
S&P500の積立投資は、自動化のおかげで手間ゼロ、ストレスフリーで資産を増やせる素晴らしい方法です。8月の市場も堅調で、9月の買い付けも良いタイミングでできました。今後は、JEPQのような高配当ETFを取り入れることで、ポートフォリオに新たな魅力を加える方法を模索していきます。
投資は「時間」を味方につけるゲーム。忙しい日常の中でも、自動積立を設定すれば、誰でもコツコツ資産を築けます。このブログを読んで「自分もやってみようかな」と思った方は、自動積立の設定方法から始めてみてください。
※投資は最終的に自己判断、自己責任の世界です。この記事にはあくまで私の実体験とその感想を書かせていただきました。誰がなんと言おうと最後は自分の判断で投資を行って下さいね。
FIREしている方ってインデックス投資を本当に4%ルールで取り崩せるもんなんですかね。私にはもったいなくて出来そうにありません。
— おりべ@アメリカで株始めました。 (@oribe_usa) September 11, 2025