2024年12月の相場状況
2024年12月は11月の好調を引きついで前半は好調でした。年末年始のアメリカ相場はクリスマス・ラリーと呼ばれて好調な事が多いそうですが、今年はそれが外れ、年末年始は主要3指数ともに値が下がり、12月前半につけた年内最高値を超える事はありませんでした。
また、12月はBitcoinが初めて10万ドルを超えたことで話題になりましたね。
2024年のアメリカ主要株価指数は下記の様なチャートで堅実な成長で一年を終えました。インデックス投資家にとっては文句のつけようのない、完ぺきな一年だったと言えるでしょう。
今月からはS&P500の1本勝負
昨年末にとうとう毎月1,000ドルの自動買い付けを設定しました。これでいつ買おうかなんて迷う事ももうありません。毎月1日にS&P500連動型投資信託であるFXAIXが1,000ドル分自動購入されます。設定方法は下記の記事を参考にしてください。
簡単に言うと、
1.給与口座であるSoFi銀行のChecking Accountに給料が振り込まれる
2.全額をSoFi銀行のSaving Accountに移行
3.Sofi銀行の Saving AccountからChase銀行のSaving Accountに1,500ドルを自動で移行
4.Chase銀行のSaving Accountから1,000ドル分FXAIXを自動で買い付ける
という流れです。余りの500ドルは念のためにChase銀行に残して、SoFi銀行にうまく紐づけできなかったVenmoの決済に使ったりしています。
自動設定してみたはいいものの、実際にそれが発動するか確認するまではドキドキします。特に今年の1月1日はアメリカの祝日で市場はクローズしているため、そういった場合にはどうなるのかなども気になるところではありました。
実際の買い付け
まず、12月26日にSoFi銀行から1,500ドルが自動で送金されました。
その後、1月2日に1,000ドルを使ってFXAIX 4.908株分購入されました。ここから毎月1日が休日や祝日と重なって市場がクローズしている場合には翌日に取引されることがわかりました。
実際にやってみると、やはり自動買い付けは高値で株を掴んでしまうのではないか、底値まで待った方がいいのではないかという迷いがなく、すっきりと買う事ができます。私のような長期投資家は日々の値動きに惑わされないことが重要ですので、私にはこのやり方は非常にしっくりと来ました。
今年はこの毎月1,000ドルの買い付けに使っていた時間は他の事に使う事ができます。これで自分の生産効率はさらに上がり、より投資効率は上がると言えるでしょう笑。
FXAIXの12月の分配金
私の大好きなFXAIXには年4回の分配金というおまけまでつきます。4月、7月、10月、12月に支給されます。今年は12月23日に734.92ドル頂きました。購入時にDRIP(Dividend ReInvestment Plan)設定をしていますので、自動的にFXAIXに再投資されます。ちなみに日本でS&P連動型投資信託を買った場合には分配金という形はとらず、投資信託の内部で自動的に再投資しているようです。
今月のFXAIXの状況
今月はこんな感じになっています。Gain/Lossは含み益/含み損を示し、Valueが時価総額です。
ここ2年間、株式市場の相場は良かったので今年はひょっとしたら年間を通してマイナス成長する可能性もあります。2022年がまさにそんな地獄の一年でした。そんな時こそ、この毎月の自動買い付けは非常に有効な投資の手段になり得ます。恐怖を感じることなく勝手に積み立てを継続していけば、また再び市場が上向いたときには安く株を買えていたことになるためです。それを予期してこの自動積立設定していたら私は大したものだと思います。今後どうなるか楽しみです。
※投資は最終的に自己判断、自己責任の世界です。この記事にはあくまで私の実体験とその感想を書かせていただきました。誰がなんと言おうと最後は自分の判断で投資を行って下さいね。